叩くとDingDongチャイム〜47×72mmの基板での配線
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圧電サウンダ(圧電ブザー素子)を振動センサとして使用して、軽くコンッと叩くとDing〜Dong〜♪Ding〜Dong♪と2回鳴り、自動停止する回路です。→資料室のこちらのページもご参照ください。
●回路図
●部品配置
※部品面(部品を取り付ける面=銅箔が付いていない方の面)から見た図です
●使用する部品について
この回路に使用する部品は以下の通りです。
○IC M8031−2S ・・・ 1個
○トランジスタ 2SC2120 ・・・ 1個
○FET 2N7000 ・・・ 1個
○ツェナーダイオード 10V品 ・・・ 1個 (5〜20Vの物ならOK)
○圧電サウンダ 直径13mm ピンタイプ ・・・ 1個
○1/4W炭素皮膜抵抗 (1/6Wや1/8WでもOK)
1kΩ ・・・ 1個 (色帯は茶黒赤金)
10kΩ ・・・ 1個 (色帯は茶黒橙金)
○1/8W炭素皮膜抵抗 (1/6Wや1/4W小型タイプでもOK)
100Ω ・・・ 1個 (色帯は茶黒茶金)
4.7MΩ ・・・ 1個 (色帯は黄紫緑金)
○積層セラミックコンデンサ
0.1μF(表示は104)・・・ 1個
○スピーカー 50mm 8Ω ・・・ 1個
○ユニバーサル基板 ・・・ 1枚 (47×72mmの物)
○単四電池2本用電池ボックス ・・・ 1個 (リード線付きの物)
○スズメッキ線 0.4φ ・・・ 50cm位
○ビニール被覆線 ・・・ 50cm位
※その他、ハンダ(電子工作用のヤニ入りハンダ、0.8mmか1mmのもの)と単四乾電池2本が必要
●工作について
キットや雑誌付録などの「専用基板」による工作では、基板の所定の位置に部品を挿し込んでハンダ付けすれば
基板上に予め作られた銅箔のパターンで配線もされてしまいますが、
ユニバーサル基板では部品間の配線も行わなければなりません。
その分、自由度の高い工作ができますので、専用基板での工作の次のステップとして、是非試してみてください。
部品を基板の銅箔の無い側から挿し込んで、銅箔側でランド(基板に付いている丸い金属)にハンダ付けして、
スズメッキ線を使用して各部品の間を配線します。
極性がある部品は、向きを間違えてしまうと動作しませんし、最悪壊れてしまいます。
間違えて取り付けてしまうと外すのもヤッカイです。注意深く作業してください。
ICとFETは静電気に弱い部品です。
当店でお買い上げの場合、導電性のスポンジに挿すか、帯電防止用の袋に入れてお届けします。
(あるいはアルミ箔に包んでお届けする事もあるかもしれません)
ハンダ付けの直前までスポンジに挿したまま(あるいは袋に入れたまま、ホイルに包んだまま)にしておいてください。
●動作の確認
ハンダ付けかが終わったら、即電池を入れて・・・とはしないで、まずは少し休息を入れてください。
電源を入れる前に、必ずハンダ付けの不良や部品の付け間違い、向きの間違いなどが無いか?
よ〜〜〜く確認してください。
OKでしたら、新しい乾電池を電池ボックスに入れてくだい。
DingDong〜♪のチャイムが2回鳴って停止するはずです。
次に圧電サウンダを爪の先で軽く叩いてみてください。
スピーカーからDing〜Dong〜♪とチャイム音が2回鳴って、その後停止すれば無事に完成です。
もし電池を入れた時や圧電サウンダを叩いた時にチャイムが鳴らなかったら、
0.1μFの両端をピンセットなどでショートしてみてください。
ショートするとチャイムが鳴る場合、圧電サウンダから2N7000の周辺の工作に不備がある確率が高いです。
ショートしても鳴らない場合、M8031−2Sから2SC2120の周りの工作に不備があるか
電池が消耗している可能性が高いです。
動作の様子は、こちらのビデオファイル(wmv形式 約400kB)をダウンロードして再生してみてください。
(少し音が割れてしまっていますが、実際にはもう少しだけよい音に聞こえると思います)
●部品のセット販売について
今回使用した部品一式(乾電池、ハンダを除く)をセットにてご用意しております。
価格は1セット 600円、送料は別途160円です。(複数セットご注文いただいた場合でも160円)
「叩くとDingDongチャイム 部品セット」としてご注文いただければ幸いです。
※トランジスタは他のNPNトランジスタに変更させていただく場合がございます。
ご希望の方はお名前、お届け先ご住所、ご注文の商品名と数量を明記して、メール(ecw@sweet.ocn.ne.jp)にて送信してください。
お支払の方法などは、こちらをご参照ください。