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スイッチＯＮでメロディーが鳴る、電子オルゴールの回路です。
一回演奏して自動停止するようにも、スイッチがＯＮの間何回も繰り返し演奏するようにも設定できます。
曲は・・・こんな感じです♪（ｗｍａ形式 約３４０ｋＢ）
●回路図
電子オルゴールＩＣ、ＫＳ５３１３の出力のままではスピーカーを鳴らすのに足りませんので
トランジスタ２個を使って大きな電流を取り出せるようにして、スピーカーを鳴らします。
スイッチＯＮで一回演奏して停止するようにするにはＩＣの４番ピンを開放（何も接続しない）にします。
繰り返し演奏するようにするには、ＩＣの４番ピンを電池＋側に接続します。
●部品配置
部品面（部品を取り付ける面＝銅箔が付いていない方の面）から見た図です。
この図は一回演奏して停止する動作の場合です。
スイッチＯＮの間繰り返し演奏するようにしたい場合には、ＩＣの４番ピンを３番ピンとショートしてください。
●使用する部品について
この回路に使用する部品は以下の通りです。
○ＩＣ ＫＳ５３１３ ・・・ １個
○ＩＣソケット ８Ｐｉｎ ＤｉｐＩＣ用 ・・・ １個
○トランジスタ ２ＳＡ１０１５ ・・・ １個 （セットでは２ＳＡ１２９６の場合あり）
２ＳＣ２１２０ ・・・ １個
○１／４Ｗ炭素皮膜抵抗 （１／６Ｗや１／８ＷでもＯＫ）
１．８ＭΩ ・・・ １個 （色帯は茶灰緑金）
○１／８Ｗ炭素皮膜抵抗 （１／６Ｗや１／４Ｗ小型タイプでも可）
１ＭΩ ・・・ １個 （色帯は茶黒緑金）
○電解コンデンサ ５０Ｖ３．３μＦ ・・・ １個 （耐圧は６．３Ｖ以上あればＯＫ）
○積層セラミックコンデンサ ０．１μＦ ・・・ １個
○スピーカー ５０ｍｍ ８Ω ・・・ １個
○基板取り付け用スライドスイッチ ・・・ １個
○ユニバーサル基板 ・・・ １枚 （４７×７２ｍｍの物）
○単三電池１本用電池ボックス ・・・ １個 （リード線付きのもの）
○スズメッキ線 ０．４φ ・・・ ５０ｃｍ位
○ビニール被覆線 ・・・ ５０ｃｍ位
※その他、ハンダ（電子工作用のヤニ入りハンダ、０．８ｍｍか１ｍｍのもの）と単三乾電池１本が必要
●工作について
キットや雑誌付録などの「専用基板」による工作では、基板の所定の位置に部品を挿し込んでハンダ付けすれば
基板上に予め作られた銅箔のパターンで配線もされてしまいますが、
ユニバーサル基板では部品間の配線も行わなければなりません。
その分、自由度の高い工作ができますので、専用基板での工作の次のステップとして、是非試してみてください。
部品を基板の銅箔の無い側から挿し込んで、銅箔側でランド（基板に付いている丸い金属）にハンダ付けして、
スズメッキ線を使用して各部品の間を配線します。
極性がある部品は、向きを間違えてしまうと動作しませんし、最悪壊れてしまいます。
間違えて取り付けてしまうと外すのもヤッカイです。注意深く作業してください。
もう少し詳しい説明は、こちらをご覧ください。
●動作の確認
ハンダ付けかが終わったら、即電池を入れて・・・と突っ走らずに、まずは少し休息を入れてください。
電源を入れる前に、必ずハンダ付けの不良や部品の付け間違い、向きの間違いなどが無いか？
よ〜〜〜く確認してください。
ＯＫでしたら、新しい乾電池を電池ボックスに入れてください。
スライドスイッチをＯＮの位置にすると、スピーカーからメロディーが鳴ればＯＫです。
●テンポやエンベロープの調整
演奏のテンポを変更するには、１．８ＭΩを変更します。
大きな値にすればゆっくりとした演奏に、小さな値とすれば速いテンポでの演奏となります。
ただし、テンポと同時に音程も変化してしまいます。
エンベロープ（音の余韻）を調節するには、３．３μＦか１ＭΩを変更します。
大きな値とすると長く余韻を引く音となり、小さな値とすれば余韻は短くなります。
●部品のセット販売について
今回使用した部品一式（乾電池、ハンダを除く）をセットにてご用意しております。
価格は１セット ４００円、送料は別途１６０円です。完売いたしました
「電子オルゴール 部品セット」としてご注文いただければ幸いです。
ご希望の方はお名前、お届け先ご住所、ご注文の商品名と数量を明記して、メール（ecw@sweet.ocn.ne.jp）にて送信してください。
お支払の方法などは、こちらをご参照ください。