LED交互点滅回路
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2個の赤LEDが、おおよそ0.8秒周期で交互に点滅する回路です。
もっとも入手しやすい部品でつくる回路です。



●回路図


LEDは赤など2V程度で点灯するものを使用します。
白や青などは点灯するのに3V程必要なので、電源3Vでは十分には光りませんので
電池3〜4本で動作させる必要があります。
トランジスタは小信号汎用NPNトランジスタなら大抵のものでOKですが、
ここではフェアチャイルドの2N3904を使用しました。
ご自身で部品を集めて作る場合、2SC1815等でも動作します。



●部品配置

 ※部品面(部品を取り付ける面=銅箔が付いていない方の面)から見た図です

 簡単な回路なので、36×47mmの小さなユニバーサル基板上に組み立てます。
 2N3904はおなじみの2SC1815とはピン配置が異なるため、注意してください。
 ジャンパの部分は、スズメッキ線などで部品面から配線を通します。




●使用する部品について
この回路に使用する部品は以下の通りです。
○トランジスタ 2N3904           ・・・  2個
1/4W炭素皮膜抵抗 (1/6Wや1/8WでもOK)
        100Ω             ・・・  2個 (色帯は茶黒茶金)
        10kΩ             ・・・  2個 (色帯は茶黒橙金)
電解コンデンサ 25V100μF        ・・・  2個 (耐圧は6.3V以上あればOK)
LED 5φ 赤                ・・・  2個 
  (大きさは3mmなどお好みで。赤の他、黄など2V程度で点灯するものならOK)
○ユニバーサル基板 (36×47mmの物)    ・・・  1枚
電池スナップ                  ・・・  1本
単三電池2本用電池ボックス(スナップ止めタイプ)・・・  1個
スズメッキ線 0.4φ             ・・・  50cm位
※その他、ハンダ(電子工作用のヤニ入りハンダ、0.8mmか1mmのもの)と単三乾電池2本が必要


●工作について
キットや雑誌付録などの「専用基板」による工作では、基板の所定の位置に部品を挿し込んでハンダ付けすれば
基板上に予め作られた銅箔のパターンで配線もされてしまいますが、
ユニバーサル基板では部品間の配線も行わなければなりません。
その分、自由度の高い工作ができますので、専用基板での工作の次のステップとして、是非試してみてください。

部品を基板の銅箔の無い側から挿し込んで、銅箔側でランド(基板に付いている丸い金属)にハンダ付けして、
スズメッキ線を使用して各部品の間を配線します。
極性がある部品は、向きを間違えてしまうと動作しませんし、最悪壊れてしまいます。
間違えて取り付けてしまうと外すのもヤッカイです。注意深く作業してください。

完成すると、下の写真のようになります。



裏側は・・・



●動作の確認
ハンダ付けかが終わったら、即電池を入れて・・・とはしないで、まずは少し休息を入れてください。
電源を入れる前に、必ずハンダ付けの不良や部品の付け間違い、向きの間違いなどが無いか?
よ〜〜〜く確認してください。
OKでしたら、新しい乾電池を電池ボックスに入れて、電池ボックスとスナップを接続してください。
2つのLEDがおおよそ0.8秒間隔で交互に点滅すれば、無事に完成です。


●仕様など(電源が3Vの時のおおよその値)
 ・点滅周期                  ・・・   約0.0.8秒
 ・回路電流                  ・・・   約10mA


●部品のセット販売について
今回使用した部品一式(乾電池、ハンダを除く)をセットにてご用意しております。
価格は1セット 200円、送料は別途160円です。(送料は複数セットご注文いただいた場合でも160円)
「LED交互点滅回路 部品セット」としてご注文いただければ幸いです。
ご希望の方はお名前、お届け先ご住所、ご注文の商品名と数量を明記して、メール(ecw@sweet.ocn.ne.jp)にて送信してください。
お支払の方法などは、こちらをご参照ください。
LEDを他の色に変更希望の場合、ご注文時に色をご指定ください。価格に変更はございません。
ご指定いただけるのは、黄または緑のみです。(緑は”ピュアグリーン”ではなく黄緑となります)
黄、緑以外の色のご指定はできませんので、ご了承ください。