乾電池1本でLED点滅回路部品セットの説明
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専用基板の場合、抵抗など取り付けた際の背の低い部品からハンダ付けして行くと工作がし易いのですが
ユニバーサル基板の場合には、基板の端から順に工作して行く方が容易です。
●まずはLEDと330Ω
部品配置図をよく確認して、LEDとその隣の330Ωを所定の位置に挿し込みます。
基板の金属箔が付いていない方の面から挿し込んでください。
抵抗は写真のように基板の穴の間隔にあわせて「コ」の字型にリード線を曲げて挿し込みます。
基板がグラグラして工作しにくい場合には、ケシゴムなど適当なものを台としてください。
挿し込んだら、基板から抜けてしまわないように、裏側(金属箔がある側)でリード線を少し曲げておきます。
●裏側でハンダ付け
裏側の金属箔(銅箔か、銅箔にハンダを薄くメッキしてあります)に部品のリード線をハンダ付けしてください。
火傷の危険あり!!高温に注意!
●余分な部分を切り取る
部品のリード線の余分な部分を残しておくと、工作がやり難くなります。ニッパで切り取ってください。
ニッパが茶色なのは、長年ほったらかしにしておいたため錆びてしまったから・・・反省しています。
失明の危険あり!ニッパの切りカス飛散に注意!
切り取ったリード線は、捨てないで取って置いてください。
●LEDと330Ωの周りを配線
スズメッキ線で、各部品の間の配線をします。部品配置図とよく見比べながら作業してください。
スズメッキ線ではハンダ付けがし難い場合、切り取った部品のリード線を使用すると、
ハンダがよく乗るので作業しやすいです。
●電解コンデンサともう一つの330Ω、それとIC、積層セラミックコンデンサをハンダ付け
ICはリード線を少し広げてから基板の穴に挿し込みます
部品を基板にハンダ付けして固定したら、裏側(ハンダ付けする面)の配線を進めます。
●最後に電池ボックスのリード線をハンダ付け
この段階では、配線は、”スポット”でハンダ付けしてください。
●ここでチェック!
この段階で、一旦作業の手を止めて、ハンダゴテの電源を抜いてください。
お茶でも飲んで一服して気持ちを落ち着かせてから、部品のつけ間違いは無いか?配線に間違いは無いか?
慎重に確認してください。
完成を急いぐあまり十分に確認しないまま電源を入れて工作に不備があった場合、最悪部品が壊れてしまいます。
部品が壊れてしまうと、その特定や交換で、確認の何倍何十倍の労力が必要になってしまいます。
●電池を入れてみる
電池ボックスに新しい乾電池を入れてください。
工作に間違いがなければ、1/2秒間隔でLEDが点滅を始めるはずです。
LEDが点滅すれば、ここまでの工作はOK!です。
もしLEDが点滅しない場合、すぐに電池を外し、配線や部品の付け間違いや向きを
よく確認してください。
●ハンダ付けの仕上げ
スズメッキ線での配線は、「スポット」でのハンダ付けでも良いのですが、
写真のように各ランドにハンダ付けしておくと、より確実なものになります。
ただし、この過程でせっかくただしく付いていた部分が外れてしまう事もありますので
よく確認しながら作業してください。
●最終確認
終わったら、もう一度よく確認して、電源を入れてみます。もし動作しなくなってしまったら
上の過程で外れてしまった箇所が無いか?よく確認してください。
これで完成です。電池ボックスは、両面テープで基板に止めるなどしてください。