なんとなく虫の音回路
トップページ>資料室>ちょっとした回路図集>なんとなく虫の音回路
サイレンとか虫の音とかの音を電子工作で出すには、まあ専用ICを使うことが多いとは思います。
(最近ではマイコンやサンプリングもアリかな?)
がそれでは芸がありませんし、汎用の部品を使って、回路を工夫してなんとなくそれっぽく聞こえるような工夫をしてみるのも
工作の楽しさだと思います。
(勝手に転載しちゃダメだよ)
なんだか同じような回路が横に並んでいますが、なんとなく鈴虫っぽい音を出す回路です。
(別の虫のように聞こえるかもしれませんが、クレームは無しでお願いします)
回路の動作ですが、74HC132の”A”の部分で高めの音を作り、左側の回路でそれにビブラートをかけて、さらに左側で断続させます。
圧電ブザー素子(圧電サウンダ)からは、リッリッリッリッ リッリッリッリッ リッリッリッリッ
といった感じの音が出ます。
圧電ブザーに直列の10kΩを小さくすると音が少し大きくなりますが、あまり小さくすると「それっぽさ」がなくなるようです。
音の高さは200kΩの可変抵抗(というか半固定抵抗で十分ですね)で調整します。
使用する圧電ブザーを変えると、聞こえ方も微妙〜に変わります。
もし手元に大きさやメーカーが異なる圧電ブザー素子をもっているならば、どれが一番それっぽく聞こえるかを試してみるのも
面白いかもしれませんね。