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部品の顔のコーナー(LED編)
このコーナーでは、電子工作で使う頻度が高い部品の外観などについて、大雑把に説明いたします。
電子部品は数限りない種類がありますので、このコーナーに掲載していないような形の物も多数あります。
あくまで「一例」だとご理解ください。
LED
当店のキットのような「ちょっとした回路」では砲弾型の3mm〜5mmの物を多く使いますね。
電球が豆電球から照明用の物まで様々な形・大きさがあるのと同様、
LEDも小さな小さな物から、最近では証明用の大きなパッケージまで、様々です。
※パッケージの色と実際に光る色について
豆電球の場合、何も着色していないものは白色光(と言うか”電球色”)で光り、赤く光るものは赤く着色していて
青ならば青く着色してあります。
ところがLEDの場合、中の素子自体が、赤のLEDならば赤く光り、青のLEDならは青く光ります。
なので、外側のパッケージ部分(レンズ部分)は必ずしも着色する必要はありません。
ですから、無色透明のLEDの場合、赤なのか黄なのか青なのか??そのままでは分かりません。
たまに、無色透明タイプのLEDをお買い上げで「赤を頼んだのに白色LEDが送られてきた!」と言われ、困ってしまうことがあります。
砲弾型LED
文字通り「砲弾」みたいな形をしています。円筒部分の直径は3mmか5mmの物が一般的ですが
8mmとか10mmの物もあります。
電子工作では一番多く使うタイプだと思います。
基板に挿して使うタイプのLEDは砲弾型以外にも、楕円だったり、長方形をしていたり、用途によって数え切れない形があります。
パワーLED
砲弾型のLEDでは、20mA〜100mA程度までの定格電流ですが、明るさを求める用途などでは
もっと沢山流せる物もあります。
形も様々なのですが、放熱のため基板に挿す形ではなく、放熱器を兼ねた基板の表面に貼り付けるようにして使うものが
多いようです。
形も大きさも様々ですが、写真は350mA程度まで流せる、ドームのような形をしたタイプです。
ドームみたいな樹脂部分は柔らかいので、乱暴な扱いはNGですね。
7セグメントLED(略して7セグLED)
棒状に光るLEDで数字を表示できるように配置した物です。
最近はマイコンICとともに液晶が使われることが多くなって、7セグメントLEDを見る機会も減っているように感じます。
昔々、小さな小さな7セグLEDで表示する腕時計があったのを思い出します。
チップLED
写真は一例ですが、こちらも、形、大きさともに様々ですね。