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部品の顔のコーナー(コイル、インダクタ編)


このコーナーでは、電子工作で使う頻度が高い部品の外観などについて、大雑把に説明いたします。
電子部品は数限りない種類がありますので、このコーナーに掲載していないような形の物も多数あります。
あくまで「一例」だとご理解ください。


コイル、インダクタ
当店のキットのような「ちょっとした回路」ではリード線が付いた小さなマイクロインダクタがもっともポピュラーですが
市販されているメーカー製の電子機器では、今やリード線がついた部品はむしろ少数派で、
分解して基板を見てみても、チップインダクタの方が多く使われているかと思います。
一方大電流を流す場合には、なかなか小さくできない部品なので、未だにごっついコイルも使います。
抵抗やコンデンサより何かと分かりにくい部品かもしれませんね。

マイクロインダクタ
小型のインダクタ(早い話がコイル)です。抵抗のような形をしたものや、玉状の本体からリード線が出ているものなど
形は様々です。




パワーインダクタ
電源回路など大きな電流を流す用途向けです。ドーナツ型のコアに線を巻いたものや、筒状のものなど
こちらも形は様々。磁性体と銅線のカタマリですから、手に持つとずっしりと重いです。

写真は一番小さな部類のものです。



チップインダクタ
チップ抵抗やチップコンデンサのような形のものや、巻線が外から見えるものまで様々な形大きさのものがあります。

写真は一例です。



バーアンテナ
主にAMラジオの同調コイル兼アンテナとして使われています。
棒状のフェライトコアに、バリコンと合わせて同調回路を作るためのコイルを巻いてあります。
長いものほど感度が良いのですが、値段も高くなってしまいます。