Duty可変LED点滅回路(完成品)の詳細です 



仕様
 ・電源電圧   DC5V〜DC12V(006P乾電池1本を推奨)
 ・点滅周期   約1.8秒 
 ・Duty比  約5〜95%の間で可変
 ・消費電流   LED点灯時約10mA 消灯時約0.1mA (電源電圧9V時)
 ・LED    直径約5mmの高輝度白色LED
 ・オマケの機能 コンデンサの差し替えにより調光機能に変更可


外観
  

  


回路図
  

使用方法
 ・動作の確認
   お手元に届きましたら、まずは006P乾電池を接続して、動作の確認を行ってください。
   LEDを基板上のソケットに挿し込みます。LEDには極性があります。
   必ず写真の「A」に長い方(アノード)、「K」に短い方(カソード)のリード線を挿し込んでください。
   「逆挿し」で動作させると、LEDを壊してしまいます。
  


   次に電解コンデンサ(10μFを)基板上のソケットに挿しこみます。電解コンデンサにも極性があります。
   +−を間違えると、最悪破裂の危険性がありますので、よく確認してください。
  


   電池スナップに006P電池を接続してLEDがおよそ2秒の周期で点滅することを確認してください。
   点滅を確認できたら、半固定抵抗を回して、LED点滅のDuty比が変化することを確認してください。
   写真の位置でDuty最小(1周期の中で一瞬だけLEDが点灯)となります。
  

   写真の位置でDuty最大(1周期の中で一瞬だけLEDが消灯)となります。
  

   
   LEDが点滅しない場合には、LEDが逆に挿されていないか?電池が新しいものか(あるいは充電されているか)?
   ご確認ください。
   それでもLEDが点滅しない場合、エレ工房さくらい(ecw@sweet.ocn.ne.jp)までご連絡ください。
   ※ご注意ください※
   動作の確認は必ず電池にて行ってください。ACアダプタや”バッテリー充電器”では出力が十分に平滑されておらずに
   AC成分が残っていて、回路が正常に動作しない場合があります。


 ・おまけの機能
   10μFの電解コンデンサを0.01μFの積層セラミックコンデンサに変更することで、
   人間の目には点滅ではなくて点灯しているように見えるようになります。(約500Hzでの点滅となります)
   Dutyを小さくすれば、人の目には暗く点灯しているように見えます。
   Dutyを大きく変えれば、明るく光っているように見えます。つまり調光機能となります。
  
   積層セラミックコンデンサには極性はありません。

  

  

 ・点滅周期を変更するには
   10μFの電解コンデンサを違う容量に変更する事で、点滅周期を変更することができます。
   周期は容量に比例しますので、およそ半分の4.7μとすれば周期も半分になり
   およそ倍の22μFとすれば、周期も倍となります。
   ただし、コンデンサのリーク電流などのため、あまり大きな電解コンデンサとすることはお勧めいたしません。
   100μF程度までとしてください。
   尚、「○×秒に設定したいので、そのようになるコンデンサの値を教えて」のようなお問い合わせはご遠慮ください。
   お客様にてコンデンサの値はお求めください。



 ・保証について
   商品お届け後の1週間以内の初期不良のみ、交換あるいは修理とさせていただきます。
   ただし、リード線部分も含めて何らかの改造を行った場合には、交換・修理はお断りさせていただきます。


 ・その他
   この商品についての、回路の変更方法のお問い合わせや、仕様変更のご要望はご遠慮ください。
   (稀に「”ご遠慮ください”とありましたが私は遠慮しないタチです」とヘリクツを言われることがありますので、
   念のため付け加えますが、「ご遠慮ください」は「お断りいたします」のやんわりとした表現です。
   日本語を壊してしまわないように、ヘリクツはやめてくださいね)