74HC00で作る3Vから5Vに昇圧するDC−DCコンバータです。
電源電圧が3Vの時の出力は30mA程度まで、電源が2.4Vの時では出力は15mA位まで取れると思います。
抵抗は全て1/4W炭素皮膜、電解コンデンサの耐圧は16Vでも25Vでも良いです。
1N5819は1N4148など小信号用シリコンダイオードでも動作しますが、
1N5819や11EQS04などの整流用ショットキーの方が効率よい回路となります。
100μHはマイクロインダクタで良いのですが、効率を少しでも良くするならば電源回路用の
巻線抵抗が小さなもののほうが良いです。
220pFはセラミックコンデンサが、0.1μFは積層セラミックコンデンサが適当です。
出力は出力電圧を10kΩと6.8kΩの分圧比で調節できます。
6.8kΩを3.3kΩとすれば、出力は約9Vとなります。
ただし、出力電圧を高くすると、出力電流は少なくなってしまいます。
また、電源電圧より低い電圧とすることはできません。
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